(031)インドでワシも考えた〜インドへの投資検討①〜
初めに
じっちゃま曰く、《中国の時代は終わった。これからはインドだね。10年単位で言えば中国よりインド市場のほうがパフォーマンス良さそう.理由は ①低賃金 ②人口ボーナス》。またじっちゃま曰く、《国としてはインドに注目している。ドルが強いのは懸念材料。原油価格が高騰するとこの国は脆い》というわけでインドについて色々調べてみたした。
投資環境について必要要件
じっちゃまに師事する多くの方が米国株に投資しているわけですが、その強さとはなんだったのか改めて整理しました。主な理由として下記が挙げられます。米国市場強さの要因として
①人口増加率が比較的高い
②GDPが高く世界経済への影響大
③自国通貨がドルであり有利
④市場規模が大きく右肩上がりの成長
⑤イノベーティブかつ株主還元意識の高い企業が多い
等が挙げられます。これらに関してインドはどの様な状況か確認してみました。
インドの人口推移
(表=人口トップ5の国々の変化)
2020年の時点の見込みでは中国は14.4億人に対してインドは17.7億人。 国連による将来人口推計については中国は2030年にはピークの14.6億人に達するがインドはその年に19.5億人となる見込み。更に人口は伸び続け、2065年に22.1億人のピークをしるすと予測されています。
(図=1950年をベースとした人口増加)
上の表の同じデータを2020-2050年と期間は長いですが、米国、中国、インド、念のため日本について1950年を1とした比を取ってみました。2020年から2050年で日本と中国は減少に転じています。米国とインドは増加傾向ですが、インドは桁違いの増加をみせています。これは投資環境として大きな利点です。じっちゃまの言われる《人口ボーナス》と考えられます。出生率を考慮すると毎年2500万人増える計算です。雇用の確保等問題点も多いですが、経済成長、市場規模拡大のポテンシャルとしては高いと言えます。
最後に
新たな投資先としてインドを検討してみる事にしました。色々基礎的なデータから整理してみたいと思いますのでよければお付き合い下さい。
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