masa_stocksの《じっちゃま》投資技法への考察

じっちゃまから学んだ事をまとめています。

(040)じっちゃまから学んだ2021年の私的投資結果振り返り、語録添え

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初めに

じっちゃま曰く、《最初はビギナーズラックがあるがいずれ見放される。本当の努力が始まるのはそれから。思考錯誤を繰り返し、どんどん自分に合わない投資手法を切り捨ててゆくと、最後に残ったものだけが、自分のスタイルになる。既存のルールを理解し、それらに一通り習熟することが重要。》というわけで、一般論ではないですし、間違っている考え方もあるかもしれませんが、自己の投資を振り返りました。

投資歴

これまでは15年前位からやっている積立の投信のみでした。個別株は最近で、特に米国株は20年年末くらいから始めました。

2021年のトータルリターン

積立投信を除く米国株並びに暗号資産の投資成績です。2021年資産増分は+133%でした。個人的には上出来だと思います。ただし大半は10月以前に達成されたものでそれ以降苦戦中。

投資の方法

◼️銘柄: じっちゃまの参考銘柄中心

◼️投資手法: 決算を手がかりにした手法とかっこよくいえばモーメンタム投資(実際は雰囲気投資かも)が主でした。

◼️やらなかった事: 早期に損切りしたものはありますが、基本デイトレはやっていません。空売りも無しです。

学んだ事

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◼️投資スタイルの一貫性は重要

決算が良いから買ったのか、チャートが良いから買ったのかなど明確にする事は重要。決算が良いからと買ったのにチャートが少し崩れたため損切りしたものの次の決算もよく爆上げ、悔しい思いをする事がありました。逆にチャート見て買った銘柄でトレンドライン割ったにも関わらずホールドしてしまい傷口を広げてしまった銘柄もありました。

◼️勝つ投資スタイル転換時要注意

前半はまだ間違いなくグロースの年でした。しかし途中から銘柄選定が難しく指数のみ勝てる状態、その後バリューへの転換機を迎えています。'21年はグロース、指数、バリューという流れをテキパキ切り替えられた人が大きな利益を得られたのではないでしょうか。バリューへの流れの中で、株価的に苦戦中のCRWD 等どの様に処置すべきだったのか迷わしいところです。

※2022/01/03のライブではグロース全降りというスタンスでもよいとコメントされており、いかに苦しい環境かを表している様に感じます。

◼️新値を売るな

じっちゃま曰く、《株価が新値を取ると、少なくとも指数の上では含み損を抱えている投資家が居なくなるわけで、値運びが軽くなる。その理由は戻り待ちの売りが切れるから。「新波動入りした」という風に表現する場合もある。(もう割高だ!)と深く考えもせずアッサリと相場から降りてしまうことはしないでください。》新高値更新した銘柄にインして勝てた事が多かった。当然すぐに天井つけたものもありましたが、勝てた事の方が多かった。ポートフォリオにある程度新値を追っている銘柄が入っている重要性も学びました。

◼️コア&サテライト戦略の秀逸さ

じっちゃま曰く、《個別株とETFを組み合わせる方法。例えば、自分の運用資産の50%をS&P500指数に連動するETF1銘柄に投資し、残りの50%を個別銘柄に投資するアプローチは大変有効。ETFが「コア(本体)」、そして残りが「サテライト(衛星)」》コアのVTIの含み益がある程度有れば、個別が少々下がっても落ち着いたトレード、判断が可能でした。弱小投資家ですが、コアとしてのVTIは着々と育っています。2022年はVTIだけでは駄目だととの事で悲しいですがめげずに積立ます。

◼️ポートフォリオ管理の重要性

じっちゃま曰く、《最初は投資資金が少ないのでたくさん分散できないと思う。自分の資金を五等分くらいして、五分の一ずつ、それぞれの銘柄に投資してください。損切りを早くしてください。そして、「勝った」、「あれは良かった」というエピソードを、積み上げてゆくわけです。》個別の単一銘柄は5%以下とした事で単一の銘柄の失敗で致命傷となる事はありませんでした。特にZM等は調子に乗って大量に買い込んでいたらえらい事になっていた可能性がありました。

◼️分散投資のよくあるミス

じっちゃま曰く、《折角、複数の銘柄を保有してもそれが全て同じ業種なら分散は万全ではない。分散する際には、性格の異なる資産を併せ持つことを心掛けてください。でも全部のセクターを持とうとするのは愚鈍。景気や金利から判断して、「旬」と思われるセクターを中心にピックすること》気がついたらグロース買ってる。これは失敗でした。魅力的に感じる銘柄が多くついつい銘柄が増えてしまい、かつグロースが多かったため金利上昇局面では、銘柄を分けても分散になっていない(結局同じやられ方をしている銘柄ばかり)という事がありました。セクターローテーションを意識して2つ位のエリアをバランスよくポートフォリオに加えるべきでした。これは反省。

◼️トレード記録を残すべき

じっちゃま曰く、《株のトレードする時には買値、売値、買った理由、こういうシチュエーションになったら売りたい理由をノートに書いておくといいと思います。それをあとから見直してみて。自分が合ってたか間違ってたかどうかがわかるから。》一部やっていましたが、後半サボってしまいました。来年はきちんとつけます。

◼️投資商品思想に合致する投資をする事

じっちゃま曰く、《3Xなどのレバレッジ商品を安全にトレードしようとすればストップロスは必須です。ところが……ドルコスト平均法とは、そもそも凹んでいる時に沢山の株数を買う手法なのでストップロスのコンセプトと真っ向から対立する。あたまの悪い商品設計者しか考えつかない真のポンコツ商品》逆に短期でのレバレッジは非常に強力でした。

◼️金利と決算のチェック

じっちゃま曰く、《金利を見ながら相場を張る。決算を見ながら相場を張る。営業キャッシュフローを軸に企業を分析する……そういうキホンは、ようやく日本人にも定着したと思っている。》なんとかこれは癖づきました。まだ決算を味わい尽くす!というレベルではないですが、まずは確認する事の習慣化はクリア。来年は中身の理解につとめます。ロジカルで迷いが軽減されました。

◼️大極を掴む事が重要

じっちゃま曰く、《自分のエゴを優先させるのではなくまずランドスケープを観察してここが一番ラッキーになれそうだよねそういうところをまず探す》これは10年経っても難しいかもしれません。同じ様なニュースを見ていても、他からの着想が全くじっちゃまには及びません。これを養うのが一番重要だと痛感しました。ラッキーなエリアを探せるよう精進したいと思います。

最後に

2021年は資産を増やす事が出来ました。2022年は非常に厳しい年になりそうですが、コアをしっかり固める積立は継続しつつ、学んだ事を色々試しかつ新しい知識もしいれ究極のネトゲを楽しめたらなと思います。

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