(034)インドでワシも考えた〜インドへの投資検討④市場規模〜
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初めに
今回は市場規模を比較してみました。大きければよいというものではありませんが参考になればと思います。
主要国の市場規模
2021年現在で、主要国の米ドルベース、浮動株調整後※の株式時価総額 を整理してみました。ちなみに全世界では67兆$程度の時価総額となります。インドの市場規模は比較的大きい事は間違いありませんが、やはり米国に匹敵するものにはなり得ない様にみえます。
(以下はインターネットデータ抜粋)
◼️米国
時価総額=38.7兆$、PER=37
◼️日本
時価総額=4.6兆$、PER=18.2
◼️中国
時価総額=2.6兆$、PER=14.9
◼️英国
時価総額=2.7兆$、PER=33.4
◼️ドイツ
時価総額=1.6兆$、PER=22.2
◼️韓国
時価総額=1兆$、PER=18.4
◼️ロシア
時価総額=0.3兆$、PER=10.9
◼️インド
時価総額=1.1兆$、PER=32.8
※浮動株調整=会社保有等、一般市場に出回らない物は除く
インドの時価総額ランキング
インドの株式市場は時価総額世界第11位と第12位の取引所であるボンベイ証券取引所(BSE)とインド国立証券取引所(NSE)によって占められています。NSEの主要インデックスであるNIFTY 50は世界中の投資家にインド資本市場のバロメーターとして幅広く使用されています。その中の時価総額上位5社は下記です。
※1ルピー=0.013US$
◼️RELIANCE INDS
•セクター=エネルギー鉱物
•時価総額=18.471TINR=2401億$
《リライアンスインダストリーズ》はムンバイに本社を置く、石油化学を中心に、石油・ガス開発、小売、インフラ、バイオテクノロジーなどの事業を手がけるインド最大のコングロマリット。
◼️TATA CONSULTANCY S
•時価総額=13.445TINR=1749億$
《タタコンサルダンサーサービシズ》はムンバイに本社を置くインド最大手のITサービス企業。インド最大財閥タタ・グループの中核企業。世界46カ国に50万人超の社員を擁する
◼️HDFC BANK
•セクター=金融
•時価総額=9.352TINR=1216億$
《HDFC BANK》は1994年8月にインド準備銀行の一部を母体に民間銀行として設立が許可された。本行はインド準備銀行から誕生したが住宅開発金融会社(HDFC)の子会社となっており、小売銀行業務、卸売銀行業務、トレジャリーを基軸に事業展開している。このため住宅ローンのほか個人向け融資、法人および機関投資家向け融資や取引決済ほか、為替取引、デリバティブ取引を行っている。インド全国に412の支店と3295以上のATMを設置している。
◼️INFOSYS LTD
•時価総額=7.726TINR=1004億$
《インフォシス リミテッド》はインドのカルナータカ州バンガロールに本社機能を置く世界有数のITコンサルティング・ビジネスコンサルティング・テクノロジー・エンジニアリング・アウトソーシング・ソフトウェア開発企業。
◼️HINDUSTAN UNILEVER
•セクター=非耐久消費財
•時価総額=5.983TINR=778億$
《ヒンドゥスタンユニリーバ》はムンバイに本社を置く家庭用品製造販売会社。その名の通りユニリーバのグループ会社。
最後に
米国にはアップルやマイクロソフトは単体で2兆$を超す大企業もあり、上記5社程度であればゴロゴロある印象です。今後の成長に期待大ですが、世界の市場参加者の資金の受け入れ皿としては少し役不足かもしれません。短期、中期的に市場全体を買う様な戦略が効率的だと個人的には感じました。
※投資は自己責任で!
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最後まで読んでいただいてありがとうございます☆