masa_stocksの《じっちゃま》投資技法への考察

じっちゃまから学んだ事をまとめています。

(036)インドでワシも考えた〜インドへの投資検討④何が買えるか〜

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初めに

じっちゃま曰く、《国としてはインドに注目している》という訳でインドへの具体投資方法について勉強してみました。

主な投資方法

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各証券会社のホームページを見てみましたかインドの個別銘柄を自由に売買できる証券会社は無さそうです。投資方法としては、①海外ETF、②ADR、③国内ETF、④投資信託、の4つが主な方法になりそうです。今回は①②について調べてみました。

海外(米国)ETF

投資最小額や分散とい面でETFはメリットがあります。またインド関連のETF指数と連動するインデックス型が多い様にみえます。主な銘柄は下記です。

※データは'21/10/22Bloombergより

《投資先の例》

◼️INDA

•名称: iシェアーズMSCIインドETF

時価総額: 6.36B US$

•経費: 0.69%

配当利回り: 0.17%

•5年リターン: 11.69%

•概要: MSCIインド・インデック スの価格および利回り(手数料・費用控除前)に概ね連動する投資成果を目指す。

◼️EPI

•名称: ウィズダムツリー インド株収益ファンド

時価総額: 972M US$

•経費: 0.85%

配当利回り: 1.16%

•5年リターン: 12.8%

•概要: 時価総額ではなく企業収益に基づき構成銘柄および組入比率を決定している点が特徴。インド企業の成長に投資できる仕組みになっている。

◼️SMIN

•名称: iシェアーズMSCIインド・スモールキャップ

時価総額: 359M US$

配当利回り: 0.08%

•5年リターン: 11.36%

•経費: 0.76%

•概要: MSCIインド小型株インデックスの価格および利回り (手数料・費用控除前)に連動する投資成果を目指す。

◼️PIN

•名称: インベスコ・インドETFトラスト

時価総額: 123M US$

配当利回り: 2.06%

•5年リターン: 12.7%

•経費: 0.78%

•概要: FTSE India Quality And Yield Select指数(ETSE India指数の全証券を査定し、 追跡した12か月間の配当利回りに基づいて、まずは下位10%の証券を除外する)に連動す る。この指数は、品質スコアの下位10%に格付けされた証券も除外する。

ADR(American Depositary Receipt)

日本語では米国預託証券と呼ばれます。米国以外で発行された株式を米国の預託銀行が取得しその株式を裏付けとした預かり証券を発行、投資家が売買を行う仕組みです。基本的には米国株式と同様に取引を行い、配当も受け取れます。残念ながら銘柄は限定的ですし決算情報等の精査には苦労を要しそうです。

《投資先の例》

◼️HDB

•銘柄: HDFC銀行ADR

時価総額: 141537M US$

•PER: 30.4

•概要: インド大手上場銀行。リテール・バンキング、ホールセール・バンキング、トレジャリーの3部門からなる。リテール・バンキング部門のサービスは、多数の支店およびATMを介して提供される。ホールセール・バンキング部門はインドの最大規模の企業を対象としており、トレジャリー部門は外国為替取引などのリスク管理サービスを提供。

◼️INFY

•銘柄: インフォシスADR

時価総額: 96085M US$

•PER: 34.9

•概要: ITサービスを提供する世界的企業。北米から収益の60%を得るために、オフショアアウトソーシングモデルを活用している。コンサルティング、マネージドサービス、およびクラウドインフラサービスといった伝統的なITサービス、ならびにビジネス・プロセス・アウトソーシング・アズ・ア・サービス(BPaaS)を提供している。

◼️IBN

•銘柄: ICICI銀行ADR

時価総額: 75845M US$

•PER 28.5('21/10/25)

•概要: ICICI銀行は、銀行業務を提供する。リテール・バンキング、ホールセール・バンキング、トレジャリー・その他の銀行事業の各事業部門からなる。最大収益はリテール・バンキング部門。

◼️WIT

•銘柄: ウィプロADR

時価総額: 50700M US$

•PER: 31.9

•概要: グローバル大手ITサービス会社である。インドのベンガルールを拠点としオフショアアウトソーシング・ビジネスモデルで事業を展開し、売上高の半分以上を北米市場が占めている。

◼️TTM

•銘柄: タタ・モーターズADR

時価総額: 24650M US$

•PER: -

•概要: JaguarとLand Roverのブランドを擁する一方で、小型乗用車、SUV、高級乗用車、大型セミトレーラーなど幅広い車種を手掛ける自動車メーカーである。インドの商用車市場では最大シェア(45%)。自動車販売を促進するためファイナンス事業も手掛ける。

◼️VEDL

•銘柄: ベダンタADR

時価総額: 15900M US$

•PER: 8.3

•概要: 鉱物や石油・ガスの探鉱、採掘、加工を手掛ける多角的天然資源会社。商業用電力発電にも注力。事業地域は、インド、南アフリカナミビアアイルランド、オーストラリア。アルミニウム部門で収益の大半が生み出されている。

◼️RDY

•銘柄: ドクター・レディーズ・ラボラトリーズ

時価総額: 10239M US$

•PER: 44.9

•概要: ジェネリック医薬品の開発・製造を行う製薬会社である。グローバル・ジェネリック部門、製薬サービス&活性成分部門、および自社製品部門の主要3部門を通じて事業を展開。グローバル・ジェネリック部門が売上高の大部分で、また大半が米国から。

◼️WNS

•銘柄: WNSホールディングスADR

時価総額: 4125M US$

•PER: 38.5

•概要: データ、音声、分析、及びビジネスト・ランスフォーメーション・サービスを、オンショア、ニアショア、およびオフショアモデルを融合させてグローバル市場で提供するビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)サービス企業。

◼️SIFY

•銘柄: サイファイ・テクノロジーADR

時価総額: 621M US$

•PER: 26.3

•概要: テレコムサービス、データセンターサービス、クラウドマネージドサービス、アプリケーション統合サービスなどを手掛ける大手インターネット企業。

最後に

今回は海外(米国)ETFADRの例を調べてみました。国内の投資信託も悪くない選択ではあると思います。まだまだ米国株と比べ本格的に投資するには、私の様な初心者にはハードルが高い様に感じました。情報収集が難しいです。とはいえめげずにチャレンジしてみようと思います。

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(035)テスラで決算のお勉強

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初めに

じっちゃま曰く、《僕が見てる物っていうのは 毎回の決算でピシッとした数字が出せてこれてるかどうか それだけが僕にとって重要なこと 他ことはノイズでしかない》という訳で'21/10/20に決算発表のあったテスラを例に決算の見方について勉強してみました。

◼️チェックポイント1: キャッシュフローが着実に増えているか

会計的に最もごまかしにくい営業キャッシュフローが毎年確実に増えていることが最初のチェックポイントです。

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(図=QT毎の営業キャッシュフロー推移)

上図は'19からの四半期毎の営業キャッシュフローです。例えば直近発表のあった3QTの比較でも、756M$、2400M$、3147M$と着実に増えています。

◼️チェックポイント2: 営業キャッシュフローマージン15%以上

15-35%を探すのがよいようです。(CFマージン=営業CF÷売上高)。平均的な米国株で11.9%だそうです。

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(図=営業CFマージン推移)

若干凸凹はありますが'20/2QT以降目安の15%は安定的に超えています。

◼️チェックポイント3: リニアリティ

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(図=四半期毎の売上高その予想、実績)

※点線が予想

こちらも年次決済で帳尻を合わせに行っている場合、4QTのみ異常に数字が大きくなるホッケースティック型になる事があるようですが、テスラは毎期綺麗に上昇しています。順調に業績を伸ばせている様が見てとれます。

◼️四半期決算フォロー

いわゆる決算の確認です。①EPS、②売上高、③ガイダンスがコンセンサス予想を上回る事が大切です。

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(図=EPSの予想、実績比較)

※点線が予想

上図はEPSの推移です。上述の売上高と共にしっかりと予想を超える数字を残せる様になってきています。四半期決算もクリア。

◼️いつ買うか

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(図=10/21引け後の日足チャート)

じっちゃま曰く、《アメリカの機関投資家は問題が無い会社の株を、ちゃんと良い決算が出たのを確認した後で、相場が跳ねてしまった後からゆっくり買い始めるということを基本動作にしています。良い決算が出た後で買うという一見愚鈍なやり方は投資で大失敗しないコツだと思います》上図はテスラの日足チャートです。ブレイクアウトしていきそうな気配満々ですが、下値抵抗線をしっかり確認してインしたいと思います。

数字の重要性再確認

世界的な半導体不足で他の自動車メーカーが苦戦する中、技術でそれを解消し数字を残したテスラは素晴らしいと思います。ギガファクトリーの年内承認も目処を得たようです。しかしその言葉だけに惑わされずしっかりと決算の数字を見ていきたいと思います。

最後に

GAFAにとって代わりえる銘柄として期待出来そうなテスラですが、期待だけで買わずによく決算、チャートを見て総合的に判断したいと思います。

※投資は自己責任で!

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(034)インドでワシも考えた〜インドへの投資検討④市場規模〜

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初めに

今回は市場規模を比較してみました。大きければよいというものではありませんが参考になればと思います。

主要国の市場規模

2021年現在で、主要国の米ドルベース、浮動株調整後※の株式時価総額 を整理してみました。ちなみに全世界では67兆$程度の時価総額となります。インドの市場規模は比較的大きい事は間違いありませんが、やはり米国に匹敵するものにはなり得ない様にみえます。

(以下はインターネットデータ抜粋)

◼️米国

時価総額=38.7兆$、PER=37

◼️日本

時価総額=4.6兆$、PER=18.2

◼️中国 

時価総額=2.6兆$、PER=14.9

◼️英国

時価総額=2.7兆$、PER=33.4

◼️ドイツ

時価総額=1.6兆$、PER=22.2

◼️韓国

時価総額=1兆$、PER=18.4

◼️ロシア

時価総額=0.3兆$、PER=10.9

◼️インド

時価総額=1.1兆$、PER=32.8


※浮動株調整=会社保有等、一般市場に出回らない物は除く

 

インドの時価総額ランキング

インドの株式市場は時価総額世界第11位と第12位の取引所であるボンベイ証券取引所(BSE)とインド国立証券取引所(NSE)によって占められています。NSEの主要インデックスであるNIFTY 50は世界中の投資家にインド資本市場のバロメーターとして幅広く使用されています。その中の時価総額上位5社は下記です。

※1ルピー=0.013US$

◼️RELIANCE INDS

•セクター=エネルギー鉱物

時価総額=18.471TINR=2401億$

《リライアンスインダストリーズ》はムンバイに本社を置く、石油化学を中心に、石油・ガス開発、小売、インフラ、バイオテクノロジーなどの事業を手がけるインド最大のコングロマリット

 

◼️TATA CONSULTANCY S

•セクター=テクノロジー

時価総額=13.445TINR=1749億$

タタコンサルダンサーサービシズ》はムンバイに本社を置くインド最大手のITサービス企業。インド最大財閥タタ・グループの中核企業。世界46カ国に50万人超の社員を擁する

 

◼️HDFC BANK

•セクター=金融

時価総額=9.352TINR=1216億$

《HDFC BANK》は1994年8月にインド準備銀行の一部を母体に民間銀行として設立が許可された。本行はインド準備銀行から誕生したが住宅開発金融会社(HDFC)の子会社となっており、小売銀行業務、卸売銀行業務、トレジャリーを基軸に事業展開している。このため住宅ローンのほか個人向け融資、法人および機関投資家向け融資や取引決済ほか、為替取引、デリバティブ取引を行っている。インド全国に412の支店と3295以上のATMを設置している。

 

◼️INFOSYS LTD

•セクター=テクノロジー

時価総額=7.726TINR=1004億$

《インフォシス リミテッド》はインドのカルナータカ州バンガロールに本社機能を置く世界有数のITコンサルティング・ビジネスコンサルティング・テクノロジー・エンジニアリング・アウトソーシング・ソフトウェア開発企業。

 

◼️HINDUSTAN UNILEVER

•セクター=非耐久消費財

時価総額=5.983TINR=778億$

《ヒンドゥスタンユニリーバ》はムンバイに本社を置く家庭用品製造販売会社。その名の通りユニリーバのグループ会社。

最後に

米国にはアップルやマイクロソフトは単体で2兆$を超す大企業もあり、上記5社程度であればゴロゴロある印象です。今後の成長に期待大ですが、世界の市場参加者の資金の受け入れ皿としては少し役不足かもしれません。短期、中期的に市場全体を買う様な戦略が効率的だと個人的には感じました。

※投資は自己責任で!

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(033)インドでワシも考えた〜インドへの投資検討③〜

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初めに

じっちゃま曰く、《国としてはインドに注目している。ドルが強いのは懸念材料。原油価格が高騰するとこの国は脆い》という訳でインドの弱点について調べてみました。

ドルが強いのは懸念材料

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(表=インドの主要国との輸出、輸入額、JETRO資料抜粋)

インドは慢性的に経常赤字となっています。その中で数少ない黒字の貿易相手国が米国です。

米国の利上げが続きドル高圧力がかかる様な局面では、海外投資家が新興国から資金を引き揚げる可能性があります。特に慢性的に経常赤字国の通貨が対ドルで売られる事になり、インドルピーもその最たる例となってしまいます。また原油の8割強を輸入に頼るインドでは、原油価格上昇は経常赤字増加に直結するためルピーの下落要因となります。

原油価格が高騰すると脆い

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(表=インドの主な輸出、輸入品目、JETRO資料より)

インドは主に中東から原油を輸入し、国内で精製し石油化学関連の製品を輸出しておりこれが輸出のトップです。原油価格が上昇しても石油化学製品の価格がそれに応じて改定出来なければ利鞘は減少し輸出の四分の一を石油化学製品に依存するインドは大きな影響を受けます。

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(図=主要国の一次エネルギー消費推移、一般財団法人日本エネルギー経済研究所抜粋)

上図は主要国、地域の一次エネルギー消費の予測です。人口の大幅な増加が見込まれるインドでは他地域より急激な増加が見込まれます。

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(図=主要国の石油消費見通し、一般財団法人日本エネルギー経済研究所抜粋)

また上図は主要国、地域の石油使用料の見通しです。先進的な地域では環境保護の観点から天然ガス化等が進み石油消費は減少に転じますが、インドでは依然上昇し続ける見込みです。これも原油価格の影響を受けやすい一つの要因と考えられます。

《メモ》

◼️一次エネルギー: 自然界に存在するそのままの形を用い、エネルギー源に使われているもの。石油、石炭等の化石燃料、水力、火力、、太陽熱などの再生可能エネルギーが該当。

◼️二次エネルギー: 電気やガソリンなど一次エネルギーに手を加えて得られるエネルギーの事

 

最後に

人口増加ではボーナスを享受しているインドもエネルギーの観点からは弱点を背負っている事になります。まだまだ情報不足ですのでどんどん勉強していきたいと思います。

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(032)インドでワシも考えた〜インドへの投資検討②〜

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初めに

じっちゃま曰く、《中国の時代は終わった。これからはインドだね。10年単位で言えば中国よりインド市場のほうがパフォーマンス良さそう。理由は ①低賃金 ②人口ボーナス》。またじっちゃま曰く、《国としてはインドに注目している。ドルが強いのは懸念材料。原油価格が高騰するとこの国は脆い》というわけで今回はインドのGDP成長について調べてみました。

 

GDP

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(図=OPECGDP予想、World Oil Outlookより抜粋)

じっちゃま曰く、《このチこのチャートがすべてを物語っていると思う》。上図はじっちゃまもツイートで引用された図ですが、GDP成長率においてインドは中国を追い抜く事になります。

またIMF国際通貨基金)の予測でもインドは今後6%以上の高い経済成長率を維持し名目GDPで2050年までに米国を抜くとされています。

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(図=インドGDPの世界に占める割合、World Oil Outlookから抜粋)

インドは世界の経済の中心の一つになり得ると考えられます。ではこの成長を支える原動力は何か考えてみました。

(参考)

国内総生産GDP=C(消費)+I(投資)+G(財政支出)+EX(輸出)-IM(輸入)

 

人口増加の質、労働人口増加

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(図=人口ピラミッド、population pylamid.net から引用)

人口増加や総人口だけではなく、その構成にも注目が必要です。生産年齢人口をみると、インドは人口ボーナス期※に入っており、賃金の上昇や生活水準の向上によって今後の個人消費の活発化が予想されています。上図の人口ピラミッドを見ても15-64歳の生産年齢人口比率が高い事がわかります。

 

※人口ボーナス=総人口に占める生産年齢人口(15~64歳の人口)が増え経済成長が促進される状態のこと。

個人消費推移

生産年齢人口比率が高い事から、今後賃金上昇、生活水準向上により個人消費の活発化が予想されています。国内の個人消費総額は2018年で110兆ルピー、2028年では335兆ルピーと個人消費は10年で3倍程度の増加となるという試算もあるようです。

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(図=携帯電話契約台数、上:2010, 下2019、ヤフーニュース抜粋)

上図は例として携帯電話の契約台数ですが、2019年以降で上位ランクインしておりその急激な伸びがみてとれます。携帯電話は一例であり、ありとあらゆるものが生産人口増加に支えられて放っておいても伸びていく事になります。

インフレ整備について

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上述の人口増加、経済発展に伴い現状は、人の移動や物流に大きな課題があり陸上輸送能力が追い付いていません。
そのためインド政府は民間資本を積極的に投入した道路、鉄道網整備及び近代化に取り組んでいく計画です。インフラ整備とそれによるさらなる経済需要の相乗効果もインドの発展に寄与すると考えられます。

 

《インフラ整備計画の例》

◼️ダイヤモンド四角形プロジェクト(高速鉄道計画)
◼️総距離8万キロ超に及ぶ道路建設
◼️インド初の新幹線を開通(ムンバイ〜アーメダバード間)

 

最後に

じっちゃまの言う人口ボーナスに支えられて今後経済成長が期待出来るインドは投資対象として面白そうです。実際の企業や為替リスクについても今後勉強していきたいと思います。

 

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(031)インドでワシも考えた〜インドへの投資検討①〜

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初めに

じっちゃま曰く、《中国の時代は終わった。これからはインドだね。10年単位で言えば中国よりインド市場のほうがパフォーマンス良さそう.理由は ①低賃金 ②人口ボーナス》。またじっちゃま曰く、《国としてはインドに注目している。ドルが強いのは懸念材料。原油価格が高騰するとこの国は脆い》というわけでインドについて色々調べてみたした。

 

投資環境について必要要件

じっちゃまに師事する多くの方が米国株に投資しているわけですが、その強さとはなんだったのか改めて整理しました。主な理由として下記が挙げられます。米国市場強さの要因として

①人口増加率が比較的高い

GDPが高く世界経済への影響大

③自国通貨がドルであり有利

④市場規模が大きく右肩上がりの成長

⑤イノベーティブかつ株主還元意識の高い企業が多い

等が挙げられます。これらに関してインドはどの様な状況か確認してみました。

 

インドの人口推移

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(表=人口トップ5の国々の変化)

2020年の時点の見込みでは中国は14.4億人に対してインドは17.7億人。 国連による将来人口推計については中国は2030年にはピークの14.6億人に達するがインドはその年に19.5億人となる見込み。更に人口は伸び続け、2065年に22.1億人のピークをしるすと予測されています。

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(図=1950年をベースとした人口増加)

上の表の同じデータを2020-2050年と期間は長いですが、米国、中国、インド、念のため日本について1950年を1とした比を取ってみました。2020年から2050年で日本と中国は減少に転じています。米国とインドは増加傾向ですが、インドは桁違いの増加をみせています。これは投資環境として大きな利点です。じっちゃまの言われる《人口ボーナス》と考えられます。出生率を考慮すると毎年2500万人増える計算です。雇用の確保等問題点も多いですが、経済成長、市場規模拡大のポテンシャルとしては高いと言えます。

 

最後に

新たな投資先としてインドを検討してみる事にしました。色々基礎的なデータから整理してみたいと思いますのでよければお付き合い下さい。


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(030)じっちゃま語録〜マーケットの天井について〜

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初めに

じっちゃま曰く、《いつ突然バブルが終わる?それは僕が1996年以降、24年間ずっと考え続けてきたことです。僕ですらわかんないのに、あんたらみたいな未熟者にいつバブルが弾けるかわかるわけ、ないでしょう?》というわけで、マーケットの天井を見極めるのは難しいですが、じっちゃまは多くのヒントを与えてくれています。今回は語録としてまとめてみました。

 

◼️騰落株線から判断

じっちゃま曰く、《SP500は最高値圏にある。しかし、騰落株線 という言葉がある。騰落株線 とは、米国の上場銘柄全ての上昇銘柄数-下落銘柄数の差。これをプロットすると描くことができる。これが下がってきてる。」これが何を意味するかというと、全上場銘柄の上昇と下落を比較すると、下落の方が増えてきている!ということ。マーケット全体をみればモメンタムが衰えている。》

またじっちゃま曰く、《相場の天井では、指数が新高値を更新していても、騰落線が伸び悩む、新高値銘柄数が減少するなどの、注意深くマーケットを観察している人だけが気がつく微妙な変化が現れます。》テクニカルにモメンタムを捉える事が参考になります。10年債利回り等と合わせてチェックする事が重要です!

 

◼️決算を手がかりに

じっちゃま曰く、《ドットコムバブルが弾けたきっかけは業績だった。今回のバブルがいつ弾けるかはわからない。僕が心配していることのひとつはピークデジタルです。バブル崩壊を回避するためにはこれからの決算をよく見なさい。特にガイダンスは将来の予測がリアルタイムでわかる。やはりここでも決算!市場を主導している特定セクターの業績を見つめる事がヒントになるかもしれません!最近('21/10/08現在)じっちゃまはサプライチェーンが影響していそうな企業決算を意識的に投稿されています。保有銘柄だけ見るのではなく、判断に使うための決算確認も重要ですね!

 

◼️IPOの数や質から判断

じっちゃま曰く、《IPOが113企業もあったということは株は天井圏でリスクがあるということ。》

またじっちゃま曰く、《Blank checkとは「受取人のあて名も金額もまだなにも記載されてない白紙の小切手」を指します。 投資家がBlank check companyのIPOに投資した場合それはその会社に白紙委任状を渡すのと同じです。これはとても駄目な投資の仕方です。またBlank check companyのIPOが増えたら「相場の天井が近いぞ!」と警戒する必要があります。いまはそういうIPOがいつになく多いです。》質の悪いIPOが大量に出回り出すのは天井が近いサインの様です。

 

◼️利益警告

じっちゃま曰く、《$BBBY や $NIKE など比較的よく経営されている企業のガイダンスが悪い。これはドットコムバブル崩壊時の利益警告の殺到と酷似。これから業績相場に移行していくのに企業業績が悪化している。そんな時に株は買えない。》

またじっちゃま曰く、《いまはそれが「サプライチェーンが乱れており、インフレでマージンが圧迫されている」という表現に変わっただけ。ここ10日間で7社くらいが利益警告した。》利益警告の頻発も手がかりになるようです。

 

◼️過去の経験から

じっちゃま曰く、《2000年のドットコムバブル崩壊時と酷似しているんですね、企業業績の暗転の仕方が。あのときのキーワードは「設備投資が……なんかヘン」でした。パッタリと注文が止まった!と訴える企業が続出、高速道路の玉突き事故みたいに次々に悪い決算が積み上って行った。いまはそれが「サプライチェーンが乱れており、インフレでマージンが圧迫されている」という表現に変わっただけ。ここ10日間で7社くらいが利益警告した。年初来、企業業績は、ぐいぐい伸びてきてました。マージンが面白いように拡大したから。ところが……いまは脳天逆落としみたくマージンが縮小、それに呼応してEPS予想も下がりはじめた。こんな大事な変化を、あなたは何故感じ取ることができないの?カンファレンスコール、聞いてみ? インフレ、インフレ…しか聞こえてこない。》

変化に気づく感性を、データを見つめる習慣を磨く必要があります。

 

◼️その他

じっちゃま曰く、《やっぱレバナスなんて造語が闊歩しはじめたら天井やね》

またじっちゃま曰く、《普通、株式市場の天井は不況が始まる前に来ます。》

 

最後に

まだ天井をつけると決まった訳ではないですが、危険な香りはしています。色々な所に散らばる手がかりを元に危険から逃げるタイミングを見極める必要ありです!投資は自己責任で!

 

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